データ分析とインテリジェンス

データ分析で稼ぐ戦略を考える・・・システム・ツールで稼ぐ その2 「稼ぐ」ことだけ考える

■稼ぐことだけ考えるなら別の方法がある

データ分析で稼ぐ戦略を考える・・・システム・ツールで稼ぐでは、実は「クライアントの利益になる適切なサービスを提供し、長期的に稼ぐ」ことを前提にしているが、この条件のうち1つまたは両方を無視すれば大分ハードルが下がる。もちろん推奨しているのではないが、どうやら現実にはこれらの方法を取る企業も多いようではあるが・・・。

今回はそんな「稼げるけれどもやるべきではない」方法について。

■流行に乗っただけの焼畑農業

ある手法が流行ればちょっと機能を追加して「○○分析ができる!」と宣伝したり、別の言葉が流行れば中身は変えずに名前だけ変えて新しい客に新しいツールとして売り込むいわば焼畑農業。スピード勝負で流行に乗るだけだから大したことができる必要もなく、機能としては基本的で十分。それでも流行っていればメディアに取り上げられるし、営業力があればそれなりに売れる。

■導入したら放置

営業時には熱心でも、導入されてしまえばこっちのもの。サポートにコストをかけなくても月額費用はきっちりもらえるし、大規模なシステムであればあるほど簡単に入れ替えられないので使い続けてもらえる。また、代替品が無く買い手が弱い場合にも同様の方法は有効。

■過度な期待を持たせる

「このシステムを導入したら売り上げが劇的に改善します」というような煽り文句でバラ色の世界を見せることで導入させる。あまりはっきり言うと嘘になってしまうので、適度な表現は必要だが。むしろ「効果が出るかは解りません」と正直に言ったところで導入してもらえるわけもなく、とはいえ結果を保障するなどリスクが高すぎる。

■派手なグラフィックとモーションで誤魔化す

単純な棒グラフを見せるのに、わざわざ下からせりあがってくる動きを付けるなどで豪華に見せると中身はただの棒グラフでも高級感がでる。動きが遅くなるだけで使う人にはメリットが無いが、決める人には派手な演出の方が受けるらしいので積極的に取り入れることを検討したい。

■使っていなくても月額だけ取る

月額制の場合でその月に全く利用していないにも関わらず通常と同様の料金を取るのは当たり前なので、あえて使っていないから無料などとしなくても良い。価値に見合った対価を出す企業が少ないのだから、使わないところにも負担してもらわなければならない。

■どう使うかはご自由に

稼げるけれども信用とか将来については保障しかねる方法について列挙してみた。これで稼ぐことを考えるか、反面教師とするかはご自由に。

このエントリーをはてなブックマークに追加

タグ:経営者・マネージャー向け 戦略 システム・ツール


最新のブログ記事5件

大学や独学でデータ分析の勉強をしただけだと実務で使えない理由
「データ分析をする人」とは何をする人のことを指しているのか
定期レポートを効率化する
最悪のデータ分析組織とは
「何を知りたいのか」がわからなければデータ分析は始まらない

ブログトップ > データ分析で稼ぐ戦略を考える・・・システム・ツールで稼ぐ その2 「稼ぐ」ことだけ考える