データ分析とインテリジェンス

データ分析に理解の無い経営者をどうやって動かすか

■やっても無駄だとはわかっているけれども

「データ分析がいくら重要だと言ってもどうせ聞かないだろうから無駄」だとそのままにしてはやりたいこともできないし経験も積めない。揚句に業績が上がらずボーナスも出ない、ではどうしようもない。さっさと脱出して他にいけばいいのだが、そう簡単にできるとも限らない。そこで、データ分析に理解の無い経営者をどうやって動かすかについて考える。

なお、今回の話は実行してどうなっても知らない。

■脅迫:「分析を使わないと負ける」

データ分析が定着しない最たる原因は、意思決定へデータ分析を活用する文化が無いことと同時に危機感の欠如にある。そこで、脅迫じみた言葉で危機感を煽って予算を出させる。ただしかなり経営者に近い人から言わないと効果が薄いと思われるので、経営者の家族や理解のある幹部クラスに言ってもらうのが良いだろう。

末端社員が「うちの社長はデータ分析に理解が無い」などと言ったところで聞いてもらえないし、そんなことを言っていると耳に入ったら大分印象が悪い。開き直って大声で言うのは現場の賛同だけしか得られない。

■外圧:「アメリカでは当たり前のように」

年齢層の高い経営者などには割と効くかもしれない。できるだけわかりやすい事例を一緒に見せるとよいだろう。英語の記事に概要の翻訳でもつけておけば、それっぽく見えるし、翻訳の際に多少誇張するぐらいなら許されるだろう。あとで資料を回収して処分してしまえば完璧だ。

■同調圧力:「他ではみんなやってる」

「○○君の家では」作戦。「うちはうち、よそはよそ」と言われたらそれまでだが、人目を気にする人が相手ならあるいは影響力があるかもしれない。ただし他もデータ分析などやっているところは少ないので経営者同士の会合などで話されるとばれる。

■他人を巻き込む:「自分だけではなく、他の人も言っている」

自分だけが言っているのではない、ということを証明するために、社内に協力者を探し、複数のルートから提案する。正攻法なのだが、ことデータ分析の場合は理解者を見つけるのが大変なので実行できない可能性大。

■理解のあるところへ行くのが一番だがその選択肢が無い

人は聞きたいことだけを聞く。なのでデータ分析に興味が無い人、価値を認めていない人に対して言葉だけでわからせるのはそんな簡単な話ではない。一番良いのは結果を見せることだが、日々の業務に追われる中で何の投資も後ろ盾もなく進めるのは負担があまりに大きい。

チャンスを得るために多大な苦労をするぐらいなら、データ分析に理解のある企業へ転職してしまう方が手っ取り早い。が、これもそもそも選択肢が少ないので希望してもすぐに動けるとも限らない。なので、今いる場所でできることは何か、という視点で考えてみたが、やはりそもそも難しいだろうと考えているので半ばやけくそになった。大事なことなのでまた言っておくと、真に受けて実行しても責任はとれないのでご注意を。

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タグ:実務


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