データ分析とインテリジェンス

事例+演習で学ぶ機械学習 ビジネスを支えるデータ活用のしくみ

■書評・感想・・・数式よりも文章多め。でもゼロというわけでもなく中途半端な感じ。少ないけれども演習問題は有用。

識別、予測、決定木、テキストマイニング、付録ではRとよく見かける話から推薦システム、ソーシャルネットワーク、検索連動型広告とわりと珍しい話まで幅広く触れられています。特徴としては他の書籍と比べて演習問題が少ないながらも掲載されており、一般論だけでなく具体的な計算過程が見えるのはとても良いと思います。機械学習の書籍は計算の具体例が余りなくどのような計算をしているのかさっぱりわからないことが多い中ではわりとめずらしいのでは。

例えばSVMで6つの学習データを元にラグランジュの未定乗数法を使って識別境界とサポートベクトルを求めていたり、決定木では情報利得とエントロピーについて計算していたりします。

とはいえ数式よりも文章で機械学習のアルゴリズムを説明することに力を入れようとしている感じがあるので、数式はできる限り避けたいという人だと読み切るのは難しいかもしれませんし、数式に抵抗がないのであればより専門的な書籍を読む方が良い気もするので、数式に抵抗がないマーケターあたりがもう少し踏み込んで勉強しようとする場合などにはいいかもしれませんがそれ以外だと使いどころは難しいかも。テーマを絞るか、マーケター向けか専門家向けのどちらかに特化していたらまた違ったのかもしれませんが、様々な人に読んでもらおうとして結果誰向けなのかがぼやけてしまった印象です。

個人的にはテーマはもっと絞られてもよいので演習問題と具体例が充実した書籍を望んでいるのですが、不思議とあまり見かけない気がするのは見落としているからなんでしょうか?

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タグ:書籍 機械学習


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